放射能と暮らしを考える

集った方々と共に、「暮らし」という営みについて、考えをめぐらせました。

 

震災と原発事故が起こる前は、家の裏に流れている川で、沢蟹をとって、潰して、お汁にして食べていた。そんな暮らしをしていた方々が、この地域には住んでしました。

 

自然からの恵みを受け取る暮らし、です。

それは、ここのところ、世の中では当たり前のようになってしまった、「消費者」や「消費生活」という言葉に表されるような、お金と物とを交換するばかりの生活とは、異なるものです。お金をかけない、または、賠償金を受け取ったとしても、決して取り返すことのできない、山紫水明と共にある豊かな暮らしが、ここにはあったはずでした。

 

さて、放射能というのは、私の暮らしの細部に、どのような影を落としているのでしょうか。

ときどきでも、構わないと思います。考えてみる価値が、あることと思います。